今回は、北京の特色ある禅修センターをいくつかご紹介します。どの施設も環境が静かで落ち着いており、プログラムも充実しているため、様々なニーズを持つ修行愛好家におすすめです。
房山（ファンシャン）区- 修德谷
修德谷という名前は、「静を以て身を修め，俭を以て德を養い，虚怀、谷のごとし」に由来しています。約133ヘクタールの国家地質公園内に位置し、書院、農場、宿泊施設を併設しています。2025年7月のリニューアルにより、茶道や香道などの伝統文化体験コースがさらに充実しました。禅の雰囲気を体感しつつ、現代的な快適さも享受したい方におすすめです。
懐柔（ホワイロウ）区 – 朝阳寺禅修センター
紅螺慧縁谷生態区に隣接し、静かな環境ながら交通の便が良いのが特徴です。短期の修行が特色であり、毎日専門の指導僧による行禅（歩く瞑想）と静坐の指導が受けられます。
前門（チェンモン）周辺 – 北京禅堂
紫禁城に近い前門保護区の古建築を利用した施設で、禅修実践のための場所です。2025年6月に止観禅修コースを刷新し、伝統的な止観法門に基づき、都市生活者向けの坐禅指導を提供しています。
門頭溝（メントウコウ）区–雲谷寺禅修キャンプ
雲谷寺は中国禅宗仏教の発祥の地の一つであり、古代の僧侶が修行した生活環境が保存されています。ここでは坐禅、行禅、呼吸瞑想など、没入型の伝統仏教文化が体験でき、専門の指導者が指導にあたります。古代の僧侶の修行環境を肌で感じられ、伝統的な仏教文化の魅力を体感するのにおすすめです。
朝陽（チャオヤン）区-慈雲寺禅修堂
朝陽区に位置し、無料で開放されている禅修の場で、坐禅、読経、念仏などが可能。寺院は環境が静かで、禅修室、斎堂（食堂）、図書館などの施設があります。
密雲（ミユン）県- 法興寺
毎月禅修イベントが開催されており、音響ヒーリング、坐禅、禅茶などが体験でき、人気が非常に高いです。
密雲（ミユン）県 – 大雲峰禅寺
密雲の雲龍澗自然景勝地に位置し、週末に禅修キャンプを開催。宿泊と精進料理がセットになった、心身を清める体験ができます。
これらの情報が、あなたにぴったりな禅修センターを見つけるお手伝いとなれば幸いです。
