商工省の報告によると、2025年前2か月のベトナムの工業生産指数（IIP）は前年比7.2％増加した（2024年同期は6.5％増）。このうち、加工製造業は9.3％増（2024年同期は6.6％増）で、全体の成長に7.9ポイント寄与した。電力生産・分配は2.3％増（2024年同期は13.7％増）で0.2ポイント寄与、上下水道・廃棄物処理活動は8.0％増（2024年同期は1.4％増）で0.1ポイント寄与した。一方、鉱業は6.4％減少（2024年同期は1.9％減）し、全体の成長を1.0ポイント押し下げた。
主要な二次産業のうち、IIPが大幅に増加した業種は以下の通り：自動車生産（53.5％増）、皮革及び関連製品（22.5％増）、ベッド・キャビネット・テーブル・椅子（19.8％増）、衣類（15.3％増）、木材加工及び木・竹製品（12.5％増）、繊維製品（12.2％増）、その他の輸送機器（12.1％増）、ゴム・プラスチック製品（11.3％増）、電子機器・コンピュータ・光学製品（9.5％増）、食品加工（7.4％増）。一方、減少した業種は、原油・天然ガス採掘（12.0％減）、医薬品・医薬化学物質（10.4％減）、コークス・精製石油製品（3.6％減）、タバコ（2.8％減）、電気機器（1.7％減）などであった。
