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金曜日, 2025-08-01
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江西省撫州市の廖暁勇・宣伝部長が日本中国友好協会を訪問

4月22日、江西省撫州市共産党委員会常務委員・宣伝部部長の廖暁勇氏率いる訪問団が、日本中国友好協会を訪れ、同協会の理事・事務局長である横見幸憲氏、また東京都日本中国友好協会の副会長・永田哲二氏と交流を行いました。

(出席者一同で記念撮影。写真:張大拉)

廖暁勇氏は、「晩春の候、撫河両岸からの清風と挨拶を携えて、私たちは山と海を越え、隣国・日本へとやって来ました。この千年にわたるご縁は、禅文化の交流と相互理解、詩や典籍に溶け込んだ心の共鳴にほかなりません。本日こうして皆様と集うことは、歴史の文脈を継ぐだけでなく、未来への新たな章を共に綴るためでもあります」と述べました。
さらに、「撫州は日本の皆様と共に、文化を舟とし、協力を櫂とし、人々の心を帆として、文化観光の融合、教育の共育、経済貿易の共栄、友好都市の共栄という航路を共に進みたいと願っています」と語りました。
廖氏はまた、「中日両国は重要な経済パートナーであり、地方レベルの経済協力には大きな可能性があります。撫州は長江デルタおよび海西経済圏と接続する要衝都市として、日本の友好都市との発展機会を共有したいと願っています」と述べました。
「新エネルギー分野では低炭素の種をまき、生物医薬の分野では健康への希望の芽を育て、デジタル経済の土壌ではスマートな未来の果実を育てたい。より透明な政策、効率的なサービス、そして心のこもったサポートにより、日本の企業家に撫州の誠意を実感していただきたい。また、定期的な交流、ビジネスチャンスの共有、プラットフォームの共創を通じて、協力の根をより強くしていきたい」と語りました。
横見幸憲氏は、「2025年大阪万博を契機として、撫州が日本でさまざまな文化交流活動を展開することを心より歓迎します」と述べ、「中国江西省と日本岡山県は長年にわたり友好関係を築いてきました。私自身岡山の出身であり、両地の交流に尽力してきました。江西には深い印象があり、今後さらに協力関係を深化させたいと考えています」と語りました。

(曹山宝積寺の聖空法師(左)は、日本中国友好協会の理事・事務局長である横見幸憲氏(右)に、全国人民代表大会代表・中国茶禅学会理事長・曹山宝積寺住職である養立法師が手書きで写した『茶禅一味・趙朴初大檀越の詩選』を贈呈しました。写真:張大拉)

永田哲二氏は、「以前、景徳鎮と南昌を訪れたことがあり、特に革命の記憶が色濃い南昌が印象に残っています。今後は撫州の自然風景もぜひ訪れたい」と述べ、中日間のさらなる交流促進に尽力する意向を示しました。

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