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月曜日, 2025-06-16
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「浙江省余姚市でコーヒーライフ文化週間が始まり、都市の新しい味覚が広がる」

ラテからアメリカーノ、ハンドドリップからコールドブリューまで、漂うコーヒーの香りと共に、4月25日、「心動く余姚・2025コーヒーライフ文化週間」が浙江省余姚市の玉皇山公園で開幕しました。文化や観光など多彩な要素を融合させたこのコーヒーイベントは、文化体験・消費エンタメ・クリエイティブ展示を一体化し、市民や観光客にユニークな味覚体験と文旅の饗宴を届けました。

都市型カフェと村カフェが一堂に会す

イベント会場は大盛況。大連、鄭州、蘇州、景徳鎮など各地から80以上のコーヒーブランドや文創系グルメブランドが集結し、地元余姚のカフェ・飲食企業と共に、融合と文化の魅力を交えた交流の場となりました。

コーヒーの革新に挑む地元ブランド「DCM COFFEE」は、今回のために特別に「ヤマモモ焼酎スペシャルブレンドコーヒー」を開発。コーヒーの芳醇な香りに果実の爽やかさが加わり、まるで初夏の微風と陽光が溶け込んだかのような一杯となっています。名前には「焼酎」とありますが、実際にはアルコールは含まれておらず、ユニークな味わいに多くの若者たちが注目し、訪れています。

DCM COFFEEの責任者・許燎炯氏は「今回のイベントは、他都市の優れたコーヒーブランドを誘致するだけでなく、余姚の地元文化や特性を発信する良い機会でもあります」と語りました。

また、都市型カフェだけでなく、「杉野」「湖心島」「三平方」など10以上の地元村カフェも集結し、市民に向けて「村カフェマップ」を提供、休日のお出かけスポットとして新たな魅力を発信しました。来場者は、春摘み茶・ヤマモモ・桑の実・サクランボを使ったフレーバーコーヒーを味わえるほか、特色ある文創商品やグルメも購入できます。

余姚の歴史文化を融合

さらに、創造性とトレンド感溢れるアートインスタレーションも設置。千年の歴史を誇る余姚を象徴する船舫が江岸に停泊し、伝統演劇「折子戯」とエレクトロミュージックライブの共演も実現、オリジナル音楽と中国伝統カルチャーの新たな融合体験を提供しました。来場者たちは、コーヒーを味わいながら江景を眺め、古今の融合した独特な魅力を堪能しました。

さらに「余姚百章大会」も開催され、河姆渡遺跡や「陽明故里 智慧余姚」をテーマにしたスタンプが登場、スタンプラリーを通じて余姚の深い歴史文化に触れることができました。

「私たちは単にコーヒーを売るだけではなく、都市文化のパスワードを伝えています」とイベント担当者は語り、国潮パフォーマンス、地元産品、歴史的IPを組み合わせた没入型体験を通して、「文化+」モデルの新たな可能性を模索していることを強調しました。「コーヒーをきっかけに、特色ある打ちポイントルートや、近隣観光地との宿泊連携割引、地元産コーヒーマシン体験などを展開し、訪れた方々がコーヒーを楽しむと同時に、余姚という都市の魅力にも惹かれてほしい」と話しました。

なお、「心動く余姚・コーヒーライフ文化週間」は4月25日から26日までの2日間開催され、毎日11:00〜19:00までイベントが行われます。

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