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火曜日, 2025-06-17
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70年を超えた光と影の対話:中国とハンガリーの映像企業が再び「映画の約束」を結ぶ

2024年4月7日、長春映画集団有限公司(以下「長影」)とハンガリーのAsian Image Hungary社は、ブダペストにて《戦略的協力枠組協定》を締結した。両者は映画プロジェクトの共同制作や市場プロモーションなどの分野で深い協力を進め、両国映画産業の協調的発展を促進していく。

長影は新中国映画の発祥地であり、中国初の国有大型総合映画製作拠点として、「新中国映画のゆりかご」と称されている。80年にわたる発展を経て、長影は中国映画の重要な支柱の一つであり、中国最大規模と実力を誇る現代映画グループの一つに成長。深い文化的土壌、卓越した創作力、多角的な産業構造を備え、中国映画の象徴的存在となっている。

すでに1952年、長影はハンガリー映画《地下植民地》の吹替制作を行い、その後も《アンナ・サボー》《火》《二つの世界》《戦いの洗礼》《革命の医師》《運動場の新人》など20作品以上のハンガリー映画を中国語に訳してきた。

今回の協定締結は、中国とハンガリーの著名な映像企業が再び手を取り合ったものであり、「70年を超えた光と影の対話」ともいえる。発表によると、長影とAsian Image Hungary社は、映画文化の交流と融合を共に推進し、リソースの共有を通じて映画産業の協調的発展を目指すとともに、国際競争力の向上を図る。将来的には、両者の優位性を結集し、映画プロジェクトにおける広範な協力の可能性を探っていく。 中国はハンガリーにとって欧州以外で最大の貿易パートナーであり、ハンガリーもまた中国にとって中東欧地域における主要な貿易パートナーの一つである。業界関係者は、映画は文化産業の重要な構成要素であり、文化交流の重要な媒体でもあると指摘する。今回の協定締結は、両国の文化分野における交流と協力に新たな活力をもたらすと期待されている。

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