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土曜日, 2025-12-06
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水素エネルギー分野の代表が中日経済交流イベントおよび水素産業マッチング会に集結 水素エネルギー協力を共に推進

8月27日、「中日経済交流イベントおよび水素産業マッチング会」が長春で開幕した。第15回中国・北東アジア博覧会の重点イベントの一つとして開催された本イベントは、「経済交流の強化、水素協力の深化、開放的発展の推進」をテーマに、関係各方面に効率的なマッチングの場を提供した。

会場では、水素の製造・貯蔵・輸送・利用、燃料電池車、グリーン水素・アンモニア供給などの分野をめぐり、参加者が協力モデルについて踏み込んだ議論を行い、水素産業の共同発展を推進した。会議は27日から28日にかけて長春と松原の両地で開催される予定である。

吉林省の楊安娣副省長は挨拶で「吉林は豊富な風力、バイオマス、水資源を有し、産業基盤が堅固であり、『水素で動く吉林』行動計画を全面的に推進している。北東アジアの先進国は水素技術の研究開発や産業応用において世界をリードしており、技術的な補完性が高く、協力の余地は大きい」と述べた。

「今回のイベントは東京での成功の延長線上にある」と、日本日中経済協会の堂之上武夫専務理事は述べ、水素エネルギーがエネルギー協力と産業発展の新たな焦点になりつつあることを強調した。

今回のマッチング会には、政府関係部門、高層機関の責任者、世界500強企業および著名な研究機関の代表など約150名が出席し、水素産業の発展を巡って深い交流と協力の商談を行った。

中国産業発展促進会水素エネルギー分会の張宇副会長兼秘書長は「水素エネルギーを突破口とし、東アジアにおけるグリーン水素・アンモニア回廊を共に構築し、燃料電池車の共同実証や標準の相互認証を推進し、地域の水素エネルギー市場の一体化を加速すべきだ」と提案した。

また、日本の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)水素・アンモニア部の長谷川浩之部長は「輸送技術の向上や規模化の実現に伴い、吉林省の水素が陸路や海運を通じて他地域へ輸送されることを期待している」と述べた。

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