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土曜日, 2026-03-14
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2025年、カザフスタンのパキスタン向け輸出が5倍に急増

(アジア財経インサイト記者 九日 18日 東京)

カザフ通信(カズインフォルム)の報道によると、2025年、カザフスタンのパキスタン向け輸出が大幅に伸び、両国の対外貿易で最も活発な分野の一つとなった。

2025年1〜11月の累計二国間貿易総額は1億560万ドルに達し、2024年同期の2.1倍となった。中でも輸出が成長を牽引し、前年同期の1,120万ドルから5,640万ドルへ急増。その伸び率は約5倍に達している。

パキスタン向け輸出の拡大は、輸出商品構成の最適化と新規品目の供給開始によるものだ。最も寄与度が高かったのは原油で、輸出額は5,290万ドルに上った。また、農業・工業製品の供給も大幅に増加している。内訳は、豆類が28万300ドル、溶接機器・機械が64万1,000ドル、事務用機器が48万1,000ドル、植物性繊維材料が33万1,000ドル、繊維機械部品が22万5,000ドルで、さらに小麦の輸出額は4.6倍の55万1,000ドルに達した。これらのデータは、パキスタン市場におけるカザフスタン産農産物への需要が継続的に高まっていることを示している。

一方、2025年1〜11月のカザフスタンのパキスタンからの輸入も堅調で、前年比19.9%増となった。輸入の増加は主に食品と軽工業品に集中している。特にジャガイモの輸入額は前年比で約94倍となる928万ドルに激増した。ニット衣類製品も好調で、その他のニット製品が125倍(66万3,000ドル)となったほか、女性用ニット衣類が45.8%増(145万ドル)、Tシャツおよびタンクトップが43.2%増(118万ドル)を記録した。

2025年の貿易実績は、両国の経済関係が「質的な向上」を遂げていることを裏付けている。輸出の5倍増と貿易収支の改善は、さらなる物資供給の拡大や、工業・農業分野での協力強化、そしてパキスタン市場におけるカザフスタン企業の地位確立に向けた、強固で安定した基盤となっている。

両国は中長期的な目標について合意しており、将来的に二国間の年間貿易額を10億ドルまで引き上げる計画である。

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